Ｅ４６ 吸っ太郎でターボは無理か

もう１年近く前にホームセンターで、５００円で買った自動車用掃除機「吸っ太郎」を仕舞い込んでるのを、gouさんの100円で掃除を見て思い出した。

500円だったし、「500円玉も吸い取る」なんて書いてあるし、大した吸引力も無いのできっと500円を吸い取られたくらいに思っていたので、面白半分で買っただけってやつだったのですが、まあ試してみましょうってことで引っ張り出したのですね。

どーせ弱いはずですから、最初っから付属品の細い口を取り付けます。

せーの！っとヤル気度ゼロ状態で、スイッチオン。

ビューーーーーーン

おお！

吸います！

うん、けっこう吸う！

吸い込むわ！

今の今まで疑っていてスミマセンでした。いやいや誠に申し訳ないことをしました。たった今から心を入れ替え、最優先で使わさせて頂きますので、どうか宜しくお願い致しますと、吸っ太郎に平謝りし、改めてたった一枚のメモ書きみたいな取扱説明書に目を通したのでありました。

もちろん中国製ですが、500円分、５分×５回＝２５分間は壊れないでいて欲しいと、一応こちらからのお願いとして申し上げてはおきました。

それにしても予想に反して良く吸う「吸っ太郎」に感心して、あれもこれも吸っ太郎！などと口ずさみながら吸っているうちに思い付いたのですが、この排気ですね、モーターで吸った空気は後ろから吐き出されるのですが、コイツをエンジンのエアークリーナー付近に取り付けたら過給機、つまりターボチャージャーにはならないのだろうか？

排気や動力を利用して過給するのではなくて、電動モーターで過給すれば必要な時に、スイッチオン！で急加速！なーんて出来るのではないだろうか！うーん、こりゃ大発明だぞ！などとニタニタしながら吸っ太郎を片付けて、後で調べてみたら、世の中は既にそうのようなもの、「電動アシストターボチャージャー」？みたいなものが開発されていたのでありました。

まあ、いくら強力とは言っても、吸っ太郎程度のモーターでは無理なのでしょうけどね。

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