ある昼下がりの回転寿司の情景

お寿司が食べたいのだけれど行かない？っていう娘の誘いで
すっかり昼食の時間をとっくに過ぎてしまっていたオヤジは、
ふぅーん、じゃあ行くか、と気楽な気持でＥ４６を出動させ
たのでありました。

助手席からピピピピピっと慣れた手付きでナビに目的地を
インプットされ、言いなり状態でＥ４６を走らせます。

途中、焼肉もいいなあとつぶやくと、焼肉もいいよね！
焼肉にする？っていうことでナビをキャンセルして焼肉屋
に目的地を変更します。

で到着したところが、どうも閉まってる感じ。
というか閉まってました。

じゃあ別の焼肉屋にしようってことにしたのですが先に
場所を調べて携帯で電話して聞いたところ、開店は夕方から。

そうして他に２軒ほど聞いたのだけれど、いずれも夕方から
でした。
そうか、焼肉屋さんってのは昼間は営業してないのだなって
のがわかりました。

もしかするとやってるのかも知れないのだけれど、１３時を
過ぎて、いや１４時を過ぎていたのかも知れないので、昼の
営業時間が終わっているのかも知れない。

ってことで、当初の予定通り回転寿司に向かいました。

到着してみると、だだっ広い駐車場には１台も車がなくて、
おいおい、やってるの？
娘曰く、やってるよ。と、まったく動じない様子です。

そして店内に入ると、これまたダダっ広い店内でお客さんが
一人も居なくて、オヤジとしては、少々腰が引けました。

がしかし、娘は何の違和感もなく堂々と勧められたテーブル
に入っていくのであります。
オヤジは、情け無くもシツレイシマス的な気持ちで娘の
あとに付いていくのでありました。

とにかくこのダダっ広い店内は貸切状態なのですね。
お客は我々たったの二人。

でもって、お寿司は何一つ回転していないのです。
レールと言うのですか？あれは。
何と言うのか知りませんが、あの上にお寿司が無いのです。

「イクラと、ウニと、」何とか（忘れました）って娘が注文
すると、それから店員さんが握りはじめます。

完全にこれはお寿司屋さんなのです。

それでオヤジも負けじと「今日のお勧めは？」などと店員さんに
聞いて注文したのでありました。

回転寿司というのは、お昼の時間を完全に外すと、普通のお寿司屋
さんと同じ状態になって、注文してから握ってくれるので回転して
いるお皿から取るよりは新鮮なのではないかと思うのでありました。

とにかく注文しなことにはお寿司が無いのですから。

しかし、こう、ガランドウというか、広すぎるスペースにお客さんが
我々２人だけっていうのも何だか妙な感じがするのですね。

お店の人（板さん）との会話があるわけでもなく、システム的には
回転寿司。

なんだけど、この方がネタ的には新鮮なのだろうなあ。
それに、美味かったと思う。でも少々高い？

誘われたのはオヤジですので、誘ったわけじゃありません。
ご馳走さまでした。

にほんブログ村 ←応援クリックお願いします

←応援クリックお願いします