中華ランチは懐かしの味だった

この日も父が入院している病院に行ったのですが、昼食は
母の希望で外に出ました。母があんまり中華、中華って
言うもので。

弟に連れて行ってもらってから気に入っているようです。
しかしこの日の私の体調はベストではなくて、あんまり
気が乗りませんでしたが。

とにかく病院の食堂のランチは母には評判が良くなくて。

日替わりランチとかあったのですが結局ご飯物と麺類の
お得なセットにしました。コーヒー付き。

先ほども申し上げたように、体調というかお腹の具合が
イマイチな状態だったのですが、写真付きのメニューを
見てしまうと、口と脳ミソだけは食欲を掻き立ててしまう
のでありますね。

それで私が注文したのは、塩台湾ラーメンと回鍋飯の
セット。

母は中華飯と醤油ラーメンでした。

まあ、とにかくあんまり期待とかしていませんでした。

最初に回鍋飯が出てきました。

一口食べて、あら、美味しいじゃないですか。
このコンディションだと、これだけで充分かなって感じ
でした。

続いて塩台湾ラーメンが登場。

まあ普通に塩ラーメンなのだろうなと思って、ひと口。

あー！　これ！　と思わず、ここはどこだ！と疑って
しまいました。

風味？　香辛料？　中国だか香港だかで食べた庶民的と
言うかアチラでは一般的な味なのですが、まさかここで
味わえるとは思っていませんでした。

スタッフの女の子からして、片言っぽい日本語だった
ので恐らく中国の人なのでしょう。

そういう雰囲気も、瞬間移動してしまったような感じに
させるのを手伝っていたのかも知れません。

しかし、塩台湾ラーメンの辛さがジャブ的に効きまくって、
首から上は、汗、汗、汗。
辛い物を頂くとそいいうことになる体質なのはわかって
いるのですけどね。

いやいや、確かに美味かった。
母があまり気乗りしない私を無視してでも行きたかった
訳がわかりました。

今度は、他のメニューも試してみたいと思いました。
ここに来れば、本場の味が味わえるのではないかと。

新中華料理　天福　多治見店

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