Ｅ４６ 新穂高ロープウエー・ツーリング

お盆休み初日に、つまらない交通違反で切符を切られて

その不愉快な気分を振り切るべく（←引きずるタイプ）、

お盆休み２日目は、早朝３時過ぎにＥ４６で発進！

だけど２時間半くらいしか寝てなくて大丈夫かなと？

目的地は約２００ｋｍ先の新穂高ロープウエーです。

高山までは時々雨、時々土砂降り、時々ドライの国道４１号

闇夜をひたすら駆け抜け、高山市街は小雨でした。

わずかな期待と希望を捨てずに、約３時間半後到着。

前夜に調べたロープウエー始発時刻の７時にギリギリ

間に合いました。

始発に乗り込む乗客のほとんどは登山客で重装備です。

そして出発直後はわずかに見えていた視界もすぐにガス

に覆われ、ゴンドラを吊っているワイヤー以外は何も見え

なくなりました。

辺り一面、真っ白です。

希望、期待ってのは裏切られるものなのだな・・・。

真っ黒じゃなくて、真っ白ってのが救いです。

そういう景色もまたいいのではないかと（何とポジティブな）。

第一区間から第二区間に乗り換え西穂高口駅に到着です。

全長３，１７１ｍ、高低差は、１，０３３ｍ。

しかし視界の悪さでその急角度、高低差は体感出来ません。

到着駅の展望台からの景色も真っ白です。

標高２，１５６ｍでの朝食は、雲海そばを選択しました。

三角のアゲは山々、白い雲海は山芋、そして緑の山菜。

アベックや家族で訪れている観光客は、お話しもあるので

しょうけど一人の私は見る景色も無いので、さっさと下山。

始発を過ぎてだんだん上ってくる観光客は増えてきましたが、

始発で昇った下りの私が乗り込んだゴンドラは・・・。

一人で貸切状態。

二人きりの密室・・・。

通常なら添乗するガイドの人が、わずかながらマニュアルの

ガイドをしてくれるのですが、マンツーマンの日常会話で

終始。

「あらまあ、私一人で貸切じゃないですか」

「ええ、天気が悪くて昨日もお客さん、ガラガラで」

「ほんとは昨日来ようと思ってたんですけどね」

「明日から晴れる予定なんで、本当に今日は残念です」

「子供の頃に乗った記憶があってね」

「あら、じゃあまだその頃は２階建てのゴンドラは無かった

はずですよ、平成になってからですから」

「へぇー、子供だったから乗ったという記憶しかなくて」

「あーもう本当なら、正面に○○岳が見えるんですけどね」

「そんなことはもうよい、それよりワシの女にならんか」

交通違反の腹いせが思わぬところで炸裂？・・・（笑）。

そんなことをしたら、この記事アップできてませんけどね。

つづく。

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