Ｅ４６ マイクロフィルターカバー塗装

ボンネットを開けて一番後方（フロントガラス側）上部に

マイクロフィルターが装着されているのですが、そのカバー

の白化が気になってました。

もちろん性能にもなんら影響は無いのですが、老朽化と言う

か古さ？年代物？って感じがするので（そりゃ１６年の年代

ものですが）、若返り？を図ろうと白髪染めをしてみようと

思います（笑）。塗装ですよ、塗装。

まずはカバーを取り外し６００番くらいのサンドペーパーを

かけたあと、ＩＰＡを使って脱脂。

このカバーは３ヶ所のスプリング付の付いたロックネジで固定

されているのですが、スプリング部に塗装しても問題無いよう

なのでマスキングするかどうか迷ったのですが、一応しました。

でもこれが後で都合の良いことになったのですね。

スプリングを押さえこんで裏側をガムテープで固定。

続いて塗料の密着をより強力にして、乾燥してから塗膜が剥がれ

るのを防止するために密着剤を塗装用ガンスプレーを使って塗布。

ほどなくして乾いたら、ウレタンサフェーサー２液を４：１と

ウレタンシンナーとピュアステイン・ブラックを適量混ぜて、

ガンスプレーで裏面から塗布します。

ややグレーがかった下塗りとなります。

乾いたらひっくり返して表の面を。

完全に乾燥したらスポンジ製のペーパーで適度に研磨します。

研磨して出た粉を吹き払ったら、いよいよ仕上げ塗装です。

このカバーは熱や雨風にさらされる部分なので高耐候性ウレタン

樹脂塗料を使います。

それに硬化剤を混合してスプレーガンで裏面から塗布。

裏面仕上げ塗装完了。

ピッカピカです！

続いて表の面の塗装に入りたいのですが、この塗料の乾燥には

とても時間がかかるのですね。

１時間以上経過しても中々硬化してこなくて、触るとまだ指紋が

付きそうなくらい柔らかいです。

ってか間違いなく指紋付きます。どころか台無しになります（笑）。

完全に硬化しないと裏返せないのですが、最初にマスキングした

３ヶ所のガムテープ部分を支点にして、何とか乾燥していない

裏面が接触しないような状態で裏返すことが出来ました。

そうして表の面を仕上げ塗装していきます。

数回重ね塗りして仕上がりました。

驚くほどピッカピカ！

塗装していると、もっと厚塗りしたくなったのですが、あまり

厚塗りすると、パッコーンと後で塗料が欠け落ちることがある

ようなので気持ちを抑えます（笑）。

この状態で完全に乾燥、硬化するまで一晩放置しないといけま

せん。

天候や気温、湿度にも関係があるのですが最低でも２４時間以上

はこのままにしておいた方が良さそうです。

って事でこの日は、カバー無しでの帰宅走行。

天候が良くて良かった。

翌日になったのですが、やはりまだ塗装面がわずかに柔らかい

感じがします。

更に２４時間乾燥させることにします。

二日目のお昼には、だいぶ固くなっていたのでこれで完成と

します。

ってことで、Ｅ４６のエンジンルームに装着です！

何だか、そこだけ輝いていています。

悪く言えば「浮いた」感じ（笑）。でも何となくボディの色と

相まって金属カバーではないか？とも見ようによっては・・・。

ボンネットを閉めた状態で、上部のダクトから覗き込んでも、

ピッカピカの輝くカバーがわずかに見えます。

だけど、そんなところを覗いて見て「コイツはタダ者ではない

な！」などと思う人も居ないし、ニタニタしてうっとりする人

も居ないの・・・あっ、ここに一人居ました。

それは誰だ？　それは私でした（笑）。

ということで、マイクロフィルターカバー塗装、完了です。

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