今週も孫の由ちゃんは私の母親の実家に行って畑仕事です。
日曜の今日は私も実家に行くので、由ちゃんはその様子を
説明してくれるのですね。
いつもはトウモロコシからなのですが、本日はスイカから。
3個くらい実がなっていて、勿体ぶって一番小さいのから
紹介してくれまして、最後に一番大きいのを。
とは言っても「小玉」らしくてお店に売ってるような立派
なサイズにはならないらしいので、メロンくらいの大きさ。
隣の畑仕事のオジサン(とは言っても実際には私より年配
の方)と由ちゃんはどうやら畑仲間?らしくて色々と相談
をしたりしているらしいのですね。
なので収穫時期とか聞いているようなのです。
私としては割合大量的に実がなっている枝豆の方が興味が
あって由ちゃんはもう説明してくれないけれど、キッチリ
その成長をチェックしているのであります(笑)。
それと言うのも、楽しみにしていたオクラ。あれはどうなった?
と聞くと「昨日収穫して食べたよ」と。
少し(いやだいぶ)ガックリでした。
でもまだ次のが出来てるからと見せてもらったのがこれ。
確かに先週見せてもらったのとは違うのだけど、残念なことに
一つなんですね。
昨日由ちゃんが収穫して食したのも、たったの一つでそれはもう
貴重も貴重。
もっと大量に栽培しろや!と心の中で思ったのですが、まあ由ちゃん
には、一つ出来ただけでも感動ものなのでしょうね。
トウモロコシは何本かあるので、試食会には参加できそうですが。
とにかく由ちゃんは、スイカが気になって仕方ないようで、まだ
収穫出来ないかどうか、あのオジサンに聞いてみるのですと。
で、聞くのを聞かれるのが恥ずかしいから、オジイチャンはアッチに
行っていてくれなんて事を申すのであります。
その畑仲間?の方とは先ほど「こんにちわ、スイカは小さいけど
もう少しですよ」などと話しかけられ、孫はずいぶんお世話になって
いるような感じだったのだけど、私個人的にはジジイ仲間にはまだ
少し溶け込みたくない?という深層心理からなのか、「ああ、そう
ですか~」くらいしか応対出来ませんでした(笑)。
仕方がないので、席を外して実家の庭をブラリとしたら、あら何?
このキレイな白い花は?
花びらの根元はわずかに濃い紫色があるものの、全体はほぼ純白。
母親に聞いたら、「むくげ」というのだそうです。
白色とかピンク色とかあるそうなのですが、うちのは白なんですと。
そうこうしている間に、由ちゃんは畑仲間のオジサンから、これは
小玉だからもう収穫してもいいけど、甘味を増すためにあと30日
くらいこのままにした方がいいかも知れないけど、わからんな~と。
私の母親からは、もう収獲してもいいのじゃないの~、と言われて
迷いに迷った挙句、ついに自分の判断で収穫してしまいました。
「思い切って、収穫しちゃった!」と。
もう待ち切れなかったのでしょうね。
採ってしまったものは仕方ないので、食べる前に冷蔵庫に入れて
冷やしておくことにしました。
「オジイチャン、スイカ、赤いかな~、赤いといいけど・・・」と
中身をだいぶ心配しているようでしたが、もうワクワク感一杯です。
私? 赤でもなんでもいい、どーせ甘くは無いだろうし、でもスイカ
なのだから中身は赤いのだろうな、くらいにしか思っていません(笑)。
冷蔵庫でスイカが冷えるまでの間、由ちゃんと近所を散歩すして時間
を潰すことにしました。
畑や田んぼの脇道を歩くと雑草の中に、ポツン、ポツンと綺麗な花が
咲いていたりしるのですね。
気付かずに見逃してしまいそうなのですが、気付く人には気付くのです。
まるで、民さん(民子=野菊の墓)のようです(笑)。
由ちゃんはよその畑を観察して、あれはゴーヤだの、カボチャだのと
野菜にばかり興味を示していました。
私の方は、雑草の中に咲く花。
「オジイチャン、スイカは赤いかな~?」と頭の中はスイカの中身で
一杯です。
この日も猛暑で暑かったのですが、「オジイチャン、頭が痛くなって
きた」と。
熱中症の初期症状かも知れませんが、スイカで頭が一杯っていうこと
もあったのかもです。
そうしてグルリと一周した散歩が終わると、早速冷えたスイカを取り
出してきて、もう胸が踊っている雰囲気がありありと伝わってくるの
ありますね。
さて中身は赤色なのでしょうか!
ちょっと包丁は危なかったので、ママに切ってもらって運命の瞬間です。
パカっと二つに切り分けたスイカの中身は!
画像左に、ガックリとうなだれる由ちゃんの両手がその心境を物語って
いるのでありました。
もう半泣きになりそうな状態で、何とか反球を眺めます。
どうしてお前は白いのだ、なぜなのだ・・・と。
しかし現実は現実なのでありますね。
私? 想定内だったのでそれほどのショックは無く、これはメロンでは
ないかと思ったくらいです(笑)。
一応味を確かめることにしますが、由ちゃんはまず匂いをかいで「これ、
キュウリの匂いがする」ですと。
そして泣く泣く口を付けると、「マズイ・・・」。
私も頂くことにしましたが、ここまでの情報から塩を用意。
まず一口、何~にも味がしません(笑)。
まあ、キュウリっぽい?
そこで塩を振ってみると、私的には食えない事はないし、形の違う
キュウリを食べてると思えば、まるで問題ないのでありますね。
ただ、人並みに種があるので、こいつを輩出するのが面倒なだけ(笑)。
ってことで、由ちゃんは少しかじっただけでしたが、私は完食!
もちろん塩が無かったら無理かもですが(笑)。
あとは、娘が炭に火を起こして鳥皮を焼いていた残りがあったので、
そいつをオヤツ替わりに焼いて食べました。
おお、ウインナーもあるじゃないか!って(笑)。
だけど、白くて中身がキュウリのスイカもあるのだなと思ったので
ありますね。多分早く収穫し過ぎたのだと思うのですが。
まだ3個、畑にあったから、そいつは充分に成長させてみることに
してはどうかと由ちゃんに提案して、今週も無事に終了したのであり
ました。
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