映画バリー・シール観たけど
8月に久々にトムクルーズの映画「ザ・マミー」を観に行った
のですが、それはそれで楽しめました。
でもトムクルーズじゃなかったら、どうなんだろう、みたいな。
往年のモンスター映画「ドラキュラ」「フランケンシュタイン」
「狼男」・・・の一連である「ミイラ再生」がアクション・アド
ベンチャーとして生まれ変わったもので、特にこの作品では古代
エジプトのミイラを発掘・・・なんていうのにも興味があったし
トムクルーズっていうところもあって楽しみにしていました。
インディージョーンズ的かなとも期待して。
ところが楽しめたものの、公開予定作品のコマーシャルが冒頭
にあるのですが、「CIAと麻薬王を手玉に取り、全米をはめた
クライムエンターテインメント」とか言ってトムクルーズが、
プロペラ機(セスナ?)で住宅地に強引に着陸しちゃったりす
る映像を見て、こっちの方が絶対に面白そうじゃないか!って。
早く見たいにも2ヶ月後の10月21日公開。
待ちに待って公開日に見に行った先週の土曜。
これは実話を映画化したもので、ある程度歴史的背景みたいな
面白さはあるものの、実話だけあって「主人公の生涯」なので
プロセスはどうあれ終わってしまうお話なのですね。
それも予告編だけど、物語がある程度だけど想像がついてしま
って観ながら、あ~、そういうことね。と。
まあこれもトムのフライトアクション(実際に操縦しているら
しい)とか楽しめたのですが、観終わった感想は・・・。
う~ん・・・。楽しみにしていた割りには何となくイマイチ。
もちろんトムクルーズファンにはたまらないのでしょうけど、
これも、もしトムクルーズじゃなかったら・・・。
実はこの映画のチケットをネット予約する際に、もう1つ目に
止まった映画があって、それは「アトミック・ブロンド」。
007の女性版で、もちろん007と言うからにはイギリス
情報部MI6所属の女スパイ映画。
この女スパイ(主人公)は、マッドマックス怒りのデスロード
の女戦士フュリオサを演じたシャーリーズ・セロンなのだけど
マッドマックスの時は丸坊主頭だったのが、今回は無造作に
ブロンドヘアーをなびかせていかにも女性的な容姿なのだけど
クールで強靭な体と精神力で任務に望むという役どころ。
それで、あら?こっちの方が面白そうかも?なんて思いつつ、
「バリーシール」を観たわけで、こっちも気になって仕方なく。
それで2週連続ですが観てきました。
期待に胸を膨らませてワクワクしながらいつもの席で一人ポッ
プコーンを頬張る中、いきなり生々しく痛々しいシーンから
始まり・・・。(R15+)
時代は1989年秋、ベルリンの壁崩壊の前後。なのでこちら
もバリーシール同様歴史的背景も楽しめます。
で、最高だったのが途中で気付いたのですが、バトルアクション
シーンなのですね。
殴られたり蹴られたり撃たれたりすると、普通カットがあって、
やられた人の状況やらアングルが切り替わるのですが、観てた
ら何やらどんどん続いてる。カメラが追ったり先回りしたりし
ていて役者は、休む暇なく延々と過酷なアクションをこなして
いるのですね。
7分半のノーカット、ワンアクション。
撃ちあい殴りあいはともかく、カーアクションなどはカメラが
360度車内で周ってるの。これどうやって?
NG出したら、最初からやん!なんて要らない心配も手伝って
もう映画のストーリーも観ながら撮影側の大変さも観なきゃい
けなくて大変でした(笑)。
で最後の最後まで誰が敵で誰が見方かわからなくて、どんでん
返しの連続で、最後にホットして、あ~スッキリ、みたいな。
そうそう、共演のフランスの女性スパイ役が、どっかで見た顔
だなと思ったら、「ザ・マミー」の蘇った悪魔のミイラを演じた、
ソフィア・ブテラでした。
でもこの役では、まったく凶暴なイメージはなく、助けてあげたい
くらいで駆け出しの不安だらけのスパイだったのですね。
まあこれで、年末の「スターウォーズ」まで映画観なくて済みそう
です(笑)。
いや~、映画って本当にいいものですね!(笑)。
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