E46 本州最南端までテストドライブ
走行距離約340キロでラジエター液残量警告灯が点灯して
しまう事がわかったので、まずエキスパンションタンクの
キャップを交換してみたのだけど、そうなると340キロ以上
の走行テストがしてみたくなるのですね。
普段通り通勤と実家への往復の走行でも経過観察は出来るのだ
けど早く確かめたいのですね。
能登半島最北端ツーリングに行った事があるのだけど、その後
和歌山県の最南端に行ってみたいなあと思っていた。
もうあれから2年以上が過ぎてしまったのだけど、その後和歌山
の最南端は、本州の最南端であることを始めて知ったのですね。
てっきり山口県だと思っていましたが。
そこで、エキスパンションタンク・キャップの実力を試すため
にも「行ってみよう!」ってなわけで。
朝6時半出発です。
もちろんクーラント容量ゲージをチェックして。
キャップを交換してから17キロほど走行しているのですが、
ゲージはやや低くなっているものの正常範囲です。
スタンドで高くなっているハイオクを満タンにぶち込んで、いざ
出発です。
名古屋第二環状自動車道から、東名阪自動車道に入りそのまま
伊勢自動車道で南下します。
更に勢和多気JCTから紀勢自動車道に入り、現在はもっと先
まで開通してるのだけどナビのデータが古いためにずっと手前
の紀伊長島で降りてしまい、国道42号で南下。
途中、久し振りに燃費計でリッター15キロを表示しているの
を見ました。
尾鷲市に突入し、一応第一ポイントとしてメボシを付けておいた
熊野の獅子岩を目指します。
海沿いの道路を走り、ようやくそれらしい風景となり、適当に
車を停めらる場所に入れて海岸に出てみました。
やや、あれか? 獅子岩とやらは。
遠くに何となく見える岩がありました。
砂浜を歩いて行くのですが、どう見てもテレビや写真で見るよう
なゴジラの横顔のようには見えないのだなあ。
コンパクトデジカメの倍率を最大にして撮影。
これは獅子とかゴジラではなくて、ゴリラの横顔に見えてしまう
のですね。
もう少し近くまで歩いて行って角度が変れば、ゴジラに変身する
のではないかと思ったのだけど、重い砂浜を歩くのは、これから
まだアクセルを踏まなければならないと思うとだいぶ疲れてしま
うので、あっさり諦めたのでありました。
しかし、帰り道に一瞬なのだけど、あれだ! ゴジラだ!と
間違いなく、あれがあの岩なのだ!という獅子岩を見ることが
出来ました。
やはり見る場所、角度が違っていたのですね。
更に国道42号をダラダラと南下すると、もう間もなく本州の
最南端となる潮岬の手前に、これまた本州最南端の道の駅という
のがあってトイレ休憩も兼ねて寄ってみました。
ここは橋杭岩というのがあって、一応見どころになっているので
ありました。
遠くに恐らく紀伊大島に渡る、くしもと大橋が見えた。
この際、一気に紀伊大島まで行ってみようかとも思ったのだけど
ここに来るまでに娘からのメールの画像に、孫の由ちゃんが
クリスマスパーティーっぽい雰囲気で楽しんでいるのを見て、
しまった! クリスマスプレゼントを買うのを忘れてたのだ!
これは出来るだけ早く帰って、何か仕入れないといけないこと
になり、さっさと潮岬だけを目指すことにしたのでした。
いよいよ本州最南端です。
そこには、潮岬観光タワーという7階建ての円筒の建物があって
展望台まで300円の料金を支払うと、本州最南端訪問証明書と
いうのを発行してくれるらしい。
なので展望台まで登らなくても300円払えばその証明書を手に
入れられるのだけど、折角なので登ってみました。
7階まで直通のエレベーターで登ります。
土産物売り場も何もありません。
ただ展望できるだけです。
更に屋上には階段で上ることが出来ます。が、景色を展望できる
だけの、ただの屋上でした。
目の前に広がる、どんよりとした太平洋を眺め、う~ん、ここが
本州最南端なのだ・・・。
と、やや強制的に感動しなければただ
の広がる海を見つめるだけなのですね。
潮岬観光タワーの隣に売店と食堂があって、ちょうど12時で
お昼なので、何か食べて行きましょうと(もちろん一人ですが)
自分で自分に告げたのでありました。
食券を買うのだけど、生しらす丼にしようかと迷いに迷った末、
紀州梅まだい丼にしました。
ボクの前で食券を買っていた若いカップルの男性が「おお!
生シラス丼があるじゃないか!オレはこれにする」と決めた
ことが、生シラス丼を選ばない決定打となったのだけど(笑)。
食券だけどセルフではなくてテーブルまで運んでくれますし、
片付けも要らないのですね。
だけど、運ばれて来た時に、「お茶とお水はセルフですので」。
「タイは海塩でもお試し下さい、後はワサビと醤油で。それから
こちらはタイのハムになってますので」と丁寧に説明までして
頂きました。
セルフだから取りに行かなかったわけじゃいのだけど、自分で
用意して下さいと言ったわりには、すぐにお茶を持ってきてく
れたのですね。
う~ん、どうやら私が貴族だという事がバレたようです。
レストランには家族連れや、夫婦連れ(と見られる)お客さん
しか居なく、お昼時だというのにだだっ広いそのレストランは、
ガラガラで、観光地なのだろうけど少し寂しさが漂っていたの
ですね。
そこに、私だけが一人単独、男一匹野良犬流れ旅的な哀れ
なオヤジに見えたと思われるのが妥当だとは思いますが。
適度に腹を満たすと、由ちゃんのクリスマスプレゼントを買う
ために、帰り道を駆け抜けます。
しかしまあ、東名阪自動車道の亀山-四日市付近の渋滞はどうに
もなりませんな。
とにかく無事に午後6時過ぎには帰還し、本当は紀伊国屋書店に
行きたかったのだけど、自宅近所のイオンの書店で適当に童話を
プレゼントにして購入完了。
でも店員さんが「クリスマスプレゼントですね」と気を利かせて
くれて、それ用に包装までしてくれたのでした。
またしても私が貴族ということがバレてしま・・・。
ところで走行距離は、580キロオーバーで、テスト規定距離の
340キロを越えても警告灯は点灯しなかったのですね。
念の為、翌日キャップを取ってゲージを確認してみたのですが、
出発時点より更に低くなっておりました。
正常値ギリギリですが、警告灯点灯まではまったく先になる位置
で補充もしませんでした。
結果、一応わずかにクーラントは減るものの、漏れというほど
異常なものではなく、今までの漏れはキャップに問題があった
のだということに落ち着かせることにします。
確かにキャップのパッキンは破損していたし、キャップ付近の
クーラントのシミ?も無くなりましたし。
しかし久し振りのツーリングで気分転換となり、やっぱりたまに
は走った方がボクには精神衛生上にもいいのだなと思ったのであ
りました。
にほんブログ村 ←応援クリックお願いします
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (0)
最近のコメント