新宿鮫が帰ってきた!
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大沢在昌の「新宿鮫シリーズ」第11作目が「暗約領域」とし
て発刊されているのを新聞の広告で発見し、その足で本屋さん
に走ってしまった。
90年に「新宿鮫」が1作目として発刊され、以来ずっと読ん
でいた主人公である鮫島警部が事件を解決していく警察物小説
なのだけど、鮫島はキャリアであるのに過去に公安内部の暗闘
に関する重大な秘密を同期から遺書として託されたことで警察
内部で危険物扱いの存在となりクビにも出来ず階級も据え置き
でどの部署も引取り手がなくずっと新宿署に勤務。通常捜査は
二人一組で行動する規則があるが組んだ相手が鮫島と組んだ事
により上層部から同様に厄介者として見られるため昇進にも影
響するため嫌がられ単独で行動している。
しかもヤクザからも噛みついたら離れない鮫島警部は新宿鮫と
して恐れられている。でも風体はそれほどガッチリしていなく
て礼儀正しく警察官としての正義感を備えている。
それらを理解してくれていた上司の桃井課長が前作くらい?で
殉職、今回は新たに女性上司が登場するのだけどこれが石頭と
いうか(今のところだけど)以前の桃井課長のようにはいかな
くて規則通り二人一組を命令され捜査を進めていくのだが・・・。
今までの(と言ってもほとんど内容は忘れたけど)よりも面白
い!というか読み始めからグイグイ吸い込まれていくのです。
入院していないのでイッキ読み出来ないけど(笑)、仕事から
帰って風呂入って飯食って寝るまでの時間が毎晩楽しみで(笑)。
とにかくこの新宿鮫シリーズは前作から8年も経っていてもう
忘れてしまっていたので飛びついてしまったのであります。
1作目の「新宿鮫」から順に「毒猿」「屍蘭」「無間人形」
「炎蛹」「氷舞」「風化水脈」「灰夜」「狼花」「絆回廊」
そして今作「暗約領域」が新宿鮫シリーズ。
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コメント
大沢在昌は縁がなくて、読んでませんでした。
どうしてなんでしょうかねぇ(^^;
エッ?
何を読んでたかって?
私はもっとライトノベルです。(^^;
今、小野不由美さんの「残穢」っていうのを読んでて、次は、少し古いですが、東野圭吾を読むようにしてます。
なので、その次、読んでみたいと思います。
私の場合、基本108円で読める本ですので、なかなか新しい本は読めません。(笑)
投稿: hotchocolate | 2019年12月18日 (水) 22時06分
★★hotchocolateさん
コメントありがとうございます。
>大沢在昌は縁がなくて、読んでませんでした。
>どうしてなんでしょうかねぇ(^^;
私もどうして大沢在昌を読み始めたのか覚えが
ありません。
大藪春彦を読み尽くしてしまって大沢在昌に
なったのですが、ナゼなのか・・・。
>今、小野不由美さんの「残穢」っていうの
>を読んでて、次は、少し古いですが、東野
>圭吾を読むようにしてます。
東野圭吾は気にはしているのですが以前何か
一冊読んで、それっきりです。
>なので、その次、読んでみたいと思います。
大藪春彦ほどのハードボイルドではないかも
知れませんが、明らかに大藪春彦の影響を受
けていると思ったことがあります。
>私の場合、基本108円で読める本ですので、>なかなか新しい本は読めません。(笑)
私はそのうち図書館に行ってみようかと思っ
ています。
投稿: るぱん | 2019年12月19日 (木) 20時12分