面白い本は寝不足になる だから
10日ほど前に、やっと読み終えた。
私には面白いと思えなかったから、頁をめくり進めるのが遅く
て読み始めても数頁で眠くなり。
純文学系というのか、私には難しいのかな。
よく意味もわからなかった。一気に読破すればそれなりに理解
できたのかも知れないのだけど、ちびちびだと、よけいにわか
らなくなってしまうのだな。
それにしても長かったな。ライフ・アフター・ライフ。
読み終えた頃に新聞の広告欄に、大沢在昌の新刊を発見!
この人の本もほとんど全部読んだと思う。
有名なのは「新宿鮫」シリーズ。
それで孫の由君から買い取らされた図書カードを持って早速
近所の本屋さんに行って購入。
「悪魔には 悪魔 を」。
これでまたしばらく大丈夫かなと思ったのだけど、最初の頁
から引きずり込まれ、数夜で終わってしまった。
その数日間は寝不足。
面白いのは体に良くないと思ってしまう。
それで純文学ではない、適度に面白くない?のが丁度いいの
だと思ったのだけど、また図書カードを握りしめて本屋さん
に行くと、前から気になっていた本がまだ売れずに残ってい
て目に付いてしまい、どうしようか迷った末に購入。
「利己的な遺伝子」リチャード・ドーキンス。
「すべての生物は、遺伝子を運ぶための生存機械だ・・・、
科学史に燦然と輝く不朽の名著」とある。
しかし最も惹かれたキャッチが「これを読まずに世界は語れ
ない」っての。
世界を語るつもりはないのだけど。
これなら分厚いし、また当分の間は読んでいられると思うの
です。
更に古本のコーナーで、佐藤優「交渉術」というのが目に
止まる。元、外務省の人で何冊か読んだことがある。
ノンフィクションだから私にはピッタリで、目次に目をやる
と、「神をも論破する説得の技法」「私が体験したハニー
トラップ」「賢いワイロの渡し方」「エリツィンの5段階
解決論」などなど非常に興味深く、これも購入。
「利己的な遺伝子」に疲れてきた時に「交渉術」を読むこと
にしようと思う。
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コメント
お疲れさまです。
読んでらっしゃいますねぇ。
しかし、「ライフ・アフター・ライフ」つまらなそうですねぇ。m(__)m(笑)
国語の教科書のようにも見えるし、コールガールが書いた自分史のようにも見えるし、六法全書のようにも見えます。プッ(^^;
しかし、本は少し寝不足になる位夢中になって読める本がいいですね。
現実逃避できます。(笑)
リチャード・ドーキンス・・・・・なんか、頭痛くなりそう(^^;
スバラシイ!
私にもそういう本を読む日が来るのか・・・・?。
今度おこちゃまな私が読む本は・・・・・
ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」です。(^^;
投稿: hotchocolate | 2021年5月19日 (水) 21時53分
★★HOTCHOCOLATEさん
コメントありがとうございます。
>しかし、本は少し寝不足になる位夢中に
>なって読める本がいいですね。
>現実逃避できます。(笑)
確かにそうですね。
でも怖いんですよね、読んでる最中はいい
のですが読み終えて現実に引き戻された時
が(笑)。
なのですぐにまた夢中になれる本を読む。
そして現実逃避・・・中毒?
>リチャード・ドーキンス・・・・・なん
>か、頭痛くなりそう(^^;
1976年初版で、これは40周年記念版
だそうで、英国史上最も影響力のある科学
書第1位だそうです。
まあ頭痛くなると思うので、その時は予備
に買っておいた「交渉術」で頭を冷やすと
いう作戦です(笑)。
投稿: るぱん | 2021年5月20日 (木) 20時03分