青空のむこう
入院中にドストエフスキーの罪と罰(上下巻)を読み終えて、
退院してから早速次の本を発注し届いたのが「青空のむこう」。
中古品だけど、単行本なので文字も大きいし読みやすい。
読み始めて思ったのだけど、これは「童話」?
著者はアレックス・シアラーで、大人向け、こども向けの小説
を多数発表しているイギリスの作家なんだと。
ハリーという少年がある日突然交通事故で死んでしまい気が付
いたのは「死者の国」に着いて受付の行列に並んでから。
だけどどうしてもやり残した事があって、規則を破って「生者
の国」へ戻り幽霊として何とかそれを果たそうとするお話。
色々と考えされられましたな。読んで良かったと思う。
数日で読み終えてしまったので、またまた中古本を発注した。
ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」。
これも単行本。SFらしい。テレビドラマでもやったらしいの
だけどまったく知らなかった。
それにしてもいくら中古本とはいえ、次から次へと読み漁るの
もいいのだけど、少し面倒なのでそろそろ長編小説なんかがい
いかなと。
死ぬまでに読んでおきたいどころか、死ぬまでに読み切れるか
なっていう気もするのだけど。
「白鯨」とか「カラマーゾフの兄弟」とかはどうだろうか。
あんまり長すぎて途中で挫折する人もいるとか。
だけど、上下巻とか上中下巻とかになっているのしか見付から
い。私的にはいくら分厚くなっても1冊になってるのがいいの
だけど。
存在してないのなら仕方ないけど、探してみようと思う。
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コメント
洋モノ読んでますねぇ(^^;
ただ、洋モノは難しい。
読む年代によっても読めるものと読めないものがあるみたいです。
サンテグジュペリの「星の王子さま」は、一応最後まで読みました。
ルイスキャロルの「不思議な国のアリス」は、最後まで読めず・・・・
(歳喰ってるからか、想像力がなくて面白くない(笑))
フランツカフカの「変身」は読みましたが、「変身」と一緒に掲載されている「ある戦いの描写」は、最初の数ページを読んで書棚に仕舞い込みました。(^^;
ま、和物も同じですけどね。(笑)
>だけど、上下巻とか上中下巻とかになっているのしか見付からない。
>私的にはいくら分厚くなっても1冊になってるのがいいのだけど。
探せばあるのかも知れませんね。
この前読み直した高野和明「ジェノサイド」は、単行本は1冊、文庫本は上下巻2冊でした。
でも、逆にそういうのも珍しいかも知れません。
っていうか、当時の単行本は1冊だったかも知れませんけど、版を進めた現在では、文庫本用の版しか残っていなくて2冊かも知れませんね。
投稿: hotchocolate | 2021年9月27日 (月) 20時29分
★★HOTCHOCOLATEさん
コメントありがとうございます。
>当時の単行本は1冊だったかも知れませ
>ん
私もそう思いました。そうすると新刊で出
たものなら長編を1冊で手に入れることが
出来かもですよね。
もしかするとあんまり長編だと出版社側に
も製作上の何か問題もあるのかもです。
小説ではないですが、ホモサピエンス何と
かという本に興味があったのですが、それ
も上下の2巻にわかれてましたし。
これは近年の本なのにですよ。
1冊物だったら買ってたと思いますが。
定番の文学ものじゃなくてもいいので今度
本屋さんで見てみようかなと思います。
ところで「白鯨」を読んだ方で若い時に読
んだ時はさっぱりわからなかったのだけど
速読?を身に着けて30代になって読んだ
らとてもよくわかったというのを目にしま
した。
速読だとストーリーがわきにそれても早く
読めるから全体像がつかめるのかも知れま
せん。
速読法かあ、よーし私も、と思っただけで
半信半疑で何もしてませんが。
でもそれが出来たら、もっともっと沢山の
本を生きてるうちに読めるんですよね!
投稿: るぱん | 2021年9月27日 (月) 21時34分