あの本は読まれているか
「ハーベン」を読み終えて、面白かったというより色々と勉強
になったというか、その前に読んだ「アルジャーノンに花束を」
も含めて障害のある人について考えさせられ、読んで良かった
と思う。
さて「ハーベン」を紀伊国屋で買った時に、もう一冊買ってい
て、それを読み始めた。
ラーラ・プレスコット著「あの本は読まれているか」。
冷戦下、CIAの女性たちがある小説を武器に超大国ソ連と戦う!
冷戦下のアメリカ。ロシア移民の娘であるイリーナは、CIAに
タイピストとして雇われるが、実はスパイの才能を見込まれて
おり、訓練を受けてある特殊作戦に抜擢される。その作戦の
目的は、反体制的だと見なされ、共産圏で禁書となっている
ボリス・パステルナークの小説「ドクトル・ジバゴ」をソ連
国民の手に渡し、言論統制や検閲で迫害をおこなっているソ連
の現状を知らしめることだった。そう、文学の力で人々の意識
を、そして世界を変えるのだ。一冊の小説を武器とし、危険な
極秘任務に臨む女性たちを描く話題沸騰の傑作エンターテイン
メント!
とくれば、読まずにいられなくなってしまったわけで。
今週は体調がすぐれず、月曜は今までに経験したことのない
突き刺されるような頭痛があり、微熱も。
そして頭痛は消えたのだけど腰から背中に嫌な痛みが続いて
いて胃の辺り?膵臓?にも痛みが出てきて2回ほどロキソニン
で痛みを紛らわせた。風邪か?
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コメント
どの本?って思っちゃいました。
007系のわくわく感がありそうですね。
ラジオ放送のほうが証拠も残らずリスク少ないようにも思いましたが。
投稿: 権兵衛 | 2021年11月 4日 (木) 08時30分
★★権兵衛さん
コメントありがとうございます。
あの本は、と来れば、どの本?っておもいますよね。
登場人物に「ドクトル・ジバゴ」の著者が出てるんです。まだ初めの方なんですがその辺りがフィクションなのにノンフィクションっぽくて引き込まれて行ってしまいます。
投稿: るぱん | 2021年11月 4日 (木) 20時07分
あの本を・・・読んでおられますねぇ・・・。(^^;
当方、何かしらバタバタしていて、なかなか先に進みません。
ま、斜め読みして何も残らない・・・ってのは嫌なので、ゆっくりでいいんですけど。
やっぱり、小説で面白いのは、フィクションなのにノンフィクション・・・・ってのが一番面白いみたいですね。
司馬遼太郎の作品みたいに、本人がフィクションだって言ってるのになぜかノンフィクションのように、小説が独り歩きしちゃってるみたいな・・・。
でも、史実は史実としてちゃんと勉強したいですね。
投稿: hotchocolate | 2021年11月 5日 (金) 21時47分
★★HOTCHOCOLATEさん
コメントありがとうございます。
ゆっくり、たっぷり読書にまとまった時間を取って読みたいです。
私は寝る前の1時間くらいです。
この本に影響?されて「ドクトル・ジバゴ」を読んでみたいと思っています。
>史実は史実としてちゃんと勉強したいですね。
私もそう思います。
「旧約聖書の誕生」なんていう、小難しい本が読みかけになったままでした。
時々開いて読むんですけどね。
エルサレムって、そうだったのね、なんて思いながら(笑)。
投稿: るぱん | 2021年11月 6日 (土) 21時04分