変な絵
原尞の「天使たちの探偵」を読み終える頃に娘が「お父さん読む
?」と、それまで娘が何か読んでいる姿を見ていて気になってい
た1冊の本を差し出してきた。
それが「変な絵」という題名で「読まないのならお祖母ちゃんに
まわすから」って言う。「天使たちの探偵」は間もなく読み終え
るし、原尞の次に読もうと思っている本も手配出来ていないの事
もあり、反射神経的、とりあえず的な反応で「読むわ」と。
著者は「雨穴」Uketsu、ホラーな作風を得意とするウェヴライタ
ーとあり、白い仮面と黒い全身タイツが特徴的で、ユーチューバ
ーとしても活動している。って事らしい。
内容説明としては、見れば見るほど何かがおかしい?不穏なブロ
グ、消えた男児、惨殺死体、補導少女・・・「奇妙な絵」に秘め
られた衝撃の真実とは!?。
ボク的には、ウェブライターだとかユーチューバーだとかはんま
り・・・って気がしていたのだけど、特に読書を好んでいるわけ
でも無さそうな娘からの珍しいオファーだったので断る理由も見
当たらず安易に受けたのだった。
|
そうして原尞の短編集「天使たちの探偵」を読み終えたのだけど
短編集は、まったく違うテーマとか、登場人物もまったく違うも
のだとばかり思い込んでいたのだけど、全部それまで、そしてそ
の後の長編シリーズの探偵沢崎の事件簿の短編物だった。
だから読み始めて、ほっとしたと言うか嬉しかったのだな。
それが、6話もあって短編というほど短くもなく中々の内容で、
面白かったのだった。
残りの長編を調達するまでの間は、気分転換に娘から勧められた
「変な絵」を読む事にする。
読み始めてみると、中々ミステリーな雰囲気で面白そう。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 変な絵(2023.07.30)
- 黒い海 船は突然、深海へ消えた(2023.06.11)
- それまでの明日~私が殺した少女(2023.05.28)
- 運命を拓く(2023.04.11)
- スコセッシ&ディカブリオ映画化ってことで(2023.02.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
何ヶ月か前、紀伊國屋の店頭のポップに「売れてます!」って書いて置いてあったのが、「変な絵」でしたね。
他にも、変な何とかってあったような気がします。
そうそう、村上春樹の新書が出る少し前だ。
面白かったら、また教えて下さい。(^^;
しかし、原さんの作品は雰囲気があって、いいですね。
もう準備はできてるんですけど、たどり着けません。(^^;
投稿: hotchocolate | 2023年7月31日 (月) 13時01分
★★HOTCHOCOLATEさん
コメントありがとうございます。
紀伊國屋で「売れてます」って本だったのですね。まったく知りませんでした。
まだ読み始めなのですがミステリーというかパズルっぽくもあって、ちょっと怖い感じもあって、今のところ中々の感じです。
原さんの書籍は結局短編も含めて探偵沢崎ものだけだったということなんですね。
短編集も面白かったです。
投稿: るぱん | 2023年7月31日 (月) 21時48分